ANAが「空飛ぶクルマ」の実現に向けてジョビーと提携スタート

ana joby 空飛ぶ車

Source:www.jobyaviation.com

ANAホールディングスは、電動エアモビリティ「eVTOL」を活用した国内向け運航事業サービスに向けて、ジョビー・アビエーション(Joby Aviation)と共同検討する覚書を締結した。トヨタ自動車も検討に参加することが決まっている。

ジョビー・アビエーションは、アメリカ・カリフォルニアに本社を構え、電動航空機(eVTOL)の開発、運航サービスを行うベンチャー支援航空宇宙会社。

同社が手がける「eVTOL」は、電動モーターで複数の回転翼を回転させることで垂直離着陸可能な小型航空機のことを指し、いわゆる誰もが憧れた「空飛ぶクルマ」だ。

eVTOLは、静音性にも優れ排気ガスもなく、最大航空距離は約240km以上と燃費にも優れている。最大5人まで乗車することができ、時速は最大320km/hとなっている。

空飛ぶクルマが実現することで、渋滞緩和や温暖化対策など幅広い面でも大きなメリットがあり世界的にも注目を集めている。

2025年に開催予定の大阪・関西万博を起点とした関西圏での運行実現を目標とし、開発が進んでいるとのこと。その時が来れば、これまで数多くの映画やアニメなどで描写されてきた「空飛ぶクルマ」の実現も夢ではないことが証明される歴史的瞬間になるだろう。